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【個人応援】第二演劇研究会の2025年度冬の自主公演第二弾「枯れた椿」を観劇しました

  • 1月16日
  • 読了時間: 2分

更新日:7 日前

 1月16日(金)、上野御徒町の「上野小劇場」で第二演劇研究会の2025年度冬の自主公演「枯れた椿」を観劇しました。

 最初にタイトルを聞いて、いつもの二劇の作風とちょっと違うな、と興味を持ちました。

 次に、あらすじを読みました。「昭和42年3月 人間を信じきれない高校生オサムは、

寂しい思いと自分は正しいという二つの思いを感じていた。そんなオサムは、高校卒業の

タイミングで同級生に連れられ、とある海辺の村に行く。そこには・・・」

 昭和40年代の時代設定や高校生の主人公、人間不信と自分は正しいという思いを多少なりとも自覚する者としては、身につまされます。


 とても良かったです。

 お話は、抽象的も過ぎず具体的も過ぎず、ちょうどよい間合いで社会のいろんな歪みを

あぶり出していました。

 母子家庭の主人公を「貧乏」「普通の子じゃない」として、友達から避けられる…

 お母さんは、内職や家事に忙しく、子どもに楽しい思いをさせてやれなかったことに申

し訳なく思いながらも子どもに不自由させないように苦しい家計でも友人との旅行に行か

せたり…


 良きも悪きも、昭和世代の家庭にあったような温かさが表現されています。


 生贄を強いるおかしな因習、同一を求める村社会、信じていた友人の裏切り、順位付け

される社会、お金が物言う世界…

 作品では、社会に対する批判的な面を感じますが、それが前面に押し出されている感じ

はなく、話が粛々と進んでいきます。最後のシーン、村で生き残った一人が「まずいな」と言ってハンバーガーをかじるのがとても印象的でした。その後の人生も気になります。


 役者の皆さんも、演出も、そして脚本も素晴らしい劇でした。道案内の方もありがとうございます。3月の卒業公演も楽しみにしています。これからも素敵な作品を創ってください。


 
 
 

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